前高特TOPICS
前橋西高等学校との交流
今年度も前橋西高等学校との交流が始まりました。
7月11日(火)、7月18日(火)には2週続けて、アビリンピックビルクリーニング学習体験を、7月31日(月)は清里公民館障子張りボランティア活動を本校の生徒とともに取り組みました。計3回行われた交流の様子をお知らせします。
アビリンピックビルクリーニング体験交流では、主に床清掃と机上清掃に取り組みました。日頃練習を重ねる本校の生徒が前西の生徒さんたち
のサポートに回りました。本校の生徒たちにとってはサポートを通し、改めて清掃技術を学べるとてもよい時間となりました。前西生のみなさんからは、「当たり前にしている清掃にもいろいろな方法があり、これからの清掃方法にも活かせる」感想をいただきました。何より、「ビルクリーニング体験により普段学ぶことができない貴重な体験ができ、楽しく清掃ができた。」と、多くの生徒さんから清掃の楽しさを感じていただけたことがとても嬉しくなりました。ビルクリーニング体験を通して、清掃業に携わる方々への理解が広がり、感謝の気持ちをもてる皆さんであることを願っています。
清里公民館障子張りボランティア活動では、本校代表として生徒会役員6名と前西生10名が参加し協働学習に取り組みました。障子がない家庭が多い昨今です。生徒のみならず職員にとってもチャレンジングな企画でありましたが、生徒とともに職員も大変貴重な体験となりました。
本校では事前学習で練習をしてから挑みました。練習では、障子木枠縁に付ける糊の適度な量の付け方や巻かれている障子紙を慎重に手を取り合い仲間との息を合わせて貼る等、難しい場面がみられました。しかし当日本番では、初めて出会う前西生とも呼吸を合わせ、時に前西生をしっかりとサポートし助言をしながら取り組む本校の生徒でした。その姿に頼もしさを感じました。
できあがった障子を見て、思わずみんなで「うわ~きれい~!」と言葉が漏れたと同時に拍手が湧き上がりました。子供たちの達成感が言葉になり、拍手になった瞬間でした。
自分たちの手で美しく蘇った障子に出会えた喜びを感じる生徒たちの姿に、できるのだろうかと難儀に思っていた企画でしたが、職員も挑戦して良かったと心より感じた機会となりました。
本校の生徒、前西生から、「障子張りができるようになった。家にもぼろぼろな障子がある。自分の家の障子張りも今回の経験を生かしてやってみたい。」、「同じ班の人と協力をし、きれいにでき達成感を感じられ嬉しかった。」、「日本の伝統文化に触れることができて良かった。和室が増えたら良いなと思った。この文化がなくならないで欲しい。」、「共同作業で触れ合う中で、人と接するのが楽しく感じた。」等々の感想をいただくことができました。
互いに学び深い夏休みの思い出になった様子、今回の経験が生かせる将来を築けるみなさんであることを祈っています。
Before
After
卒業生を囲む会
8月3日(木)夏休みの登校日に、「卒業生を囲む会」が開催されました。「卒業生を囲む会」は、前年度の卒業生が来校し、現在の仕事の様子や生活の様子を在校生の前で話してくれる行事で、今年は5名の卒業生が来てくれました。事前に仕事の様子を撮影した動画を見ながら、仕事で大変なことや、楽しいこと、休日の過ごし方や、どのくらいのお給料がもらえるかなど、後輩に参考になる話をたくさん聞かせてくれました。また、後輩からの質問に直接答えてくれたり、仕事に就くための先輩からのメッセージを伝えてくれたりしました。
在校生にはとても有意義なひとときとなりました。
「卒業生を囲む会」の後には、「卒業生の保護者を囲む座談会」が行われ、在校生保護者に向けて、保護者の視点でわが子の就労までの様子や、家庭で必要なサポートについて話し合われました。
第1回就業体験実習
6月5日(月)~6月16日(金)の2週間、第1回就業体験実習・校内実習が行われました。1年生は校内で、各学科に分かれて実習を行いました。普通科は手工芸作業、職業学科は農園作業、陶芸作業、被服・クリーニング作業に取り組みました。この期間に集中して作業を行うことで、基礎的な力をさらに高めていきます。2・3年生は基本的に校外に出て一人ひとりが卒業後の進路につながるようそれぞれの実習先で製造、農業、介護や店舗での作業に取り組みました。
※写真は就業体験実習の様子です。
校内体育大会
5月19日(金)校内体育大会を行いました。大会開催日の18日が猛暑日の予報だったため、1日延期をしました。令和2年度から昨年度までの3年間は、コロナ禍に見舞われ、大会を縮小せざるを得ませんでしたが、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、今年度は種目を大幅に変更し、大々的に行いました。
学年やクラスの枠を越えて交流を図るため、全校生徒を「赤城」「妙義」「榛名」の3団に分けて競技をしました。競技種目は、個人では短距離走・立ち幅跳・走り幅跳び・ボール投げ、団体では・台風の目リレー・ボール運びリレー・障害物リレー・駅伝競走・団対抗リレー・棒引き・長縄跳び・綱引きなど、たくさんの種目に挑戦しました。
午前中はにわか雨があり、午後は傘をさしていても濡れるほどの降雨の予報があったため、競技順序や競技時間を変更し、午後からは体育館で競技を行いました。急な予定変更にも対応し、互いの頑張りをたたえ合いながら最後まで全力で競技する生徒たちの姿は本当に素晴らしかったです。さまざまなことに制約を受け、我慢を強いられた生活が長かったので、このように笑顔で運動に親しめる機会を作ることができ、本当に良かったです。
大会の最後は、恒例の前高特ソーランを行いました。3年生は揃いのはちまきとはっぴを身につけ、教頭先生が叩く大きな和太鼓の音で全校生徒が隊列を作り、堂々と踊ってくれました。
団対抗戦では赤城団が優勝を飾り、立ち幅跳で男子の上位2名、女子の優勝者が大会記録を更新しました。保護者の皆様も大勢応援に駆けつけてくださり、皆の心に残る良い大会になりました。
第1回町内美化活動
5月9日(火) 今年度はじめての町内美化活動が行われ、生徒は学校周辺の清掃活動を行いました。夏の暑さを感じ始める気候となった当日は、美化活動には絶好な日となりました。
生徒たちは、生徒同士で「このゴミは燃えるゴミ?燃えないゴミ?」と確認したり、わからないときは教師に質問したりして積極的に活動に取り組んでいました。
集めてきたゴミは、環境美化委員の3年生が中心となり、燃えるゴミ、燃えないゴミ、危険物に分けてまとめました。環境美化委員の3年生は活動も3年目ということで、周りの生徒に声をかけ、片付けを進めていました。
今回回収したゴミは、燃えるゴミ4袋、燃えないゴミ2袋、危険物1袋になりました。
2学期も町内美化活動は継続していきます。日頃、支えてくださる清里地区のみなさまに感謝の気持ちを込め、美しい街作りに今後も取り組んでいきたいと思います。