前高特NEWS

2022年10月の記事一覧

清里小との交流 ~パンジーの植栽を通して~

 うろこ雲広がる秋晴れの下、清里小学校の2学年の児童の皆さんと本校農業園芸科1年生との交流活動が行われました。清里小学校の児童の皆さんの「よろしくお願いします」という挨拶が、天高く晴れた空に快活に響き渡り交流はスタートしました。

 児童の皆さんは2班に別れ、本校の生徒の案内の下、校内散策やパンジー植栽に参加しました。

 「花を植えるの好きなんだ~」、清里小の児童の皆さんの花を愛でる心が伝わる会話が聞こえてきました。遠くにある里芋の葉っぱを目にすると「トトロの傘みたい!」と叫ぶ児童たち、「本当だ~。トトロの傘みたいだね~。」と前高特生は児童の皆さんの発した言葉を大切に受け止め返していました。前高特の農園のほんの一部が一瞬にしてトトロの森と化し、となりのトトロの散歩の歌音楽が脳裏に響く瞬間となりました!

 校内散策は、本校生徒が誘導しながら説明をしていきました。散策後は、中庭でクイズをしました。積極的に挙手をし、なぞなぞクイズに挑戦!クイズの答えが分からず、困っている児童を察知したのか、「わからなくても大丈夫だよ。」と本校の生徒が児童の心に寄り添う場面が見られました。ナイスフォローです花丸

 パンジーの植栽では、児童の皆さんが分かるように、本校の生徒は絵の提示や実演も交え、工夫をしながら説明をしていました。児童の皆さんもしっかりと見て、説明を聞いていました。「分からなかったら教えるよ。」児童の皆さんが困らないように前高特生は言葉を掛けていきます。「どういう順番でも良いよ。」、「花にかからないように土を入れます。」、「根を隠そうね。根を隠さないと枯れちゃうんだよね。知ってた?」と前高特生が植栽のポイントを伝えていきます。黙々とパンジーを植栽する児童のみなさんです。「できた~!オレのパンジー!」、完成すると達成感ある言葉が児童から発せられました。

 パンジーの植栽が終了した児童が、「次何しようかな?!スウィッチでもしようかな?」とぼそっと呟きました。すると「ダメです注意もってきてないでしょ!」と前高特生に即効却下されていました。思わずエヘヘと笑う児童、ボケとツッコミ?!のような会話の花も咲く交流活動にもなりましたキラキラ

  

 そして、清里小の児童の皆さんが歩いて学校へ戻る後ろ姿を、名残惜しそうに、また無事に帰校できることを見守るように手を振る前高特生でした。来年も楽しみにしていますグループイベント

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マーク先生との国際交流!

 外国語指導助手マーク先生をお招きし、英語と日本語が混ざり合う国際交流を10月5日(水)に実施しました。会議・研修生徒たちはしっかりと耳を傾け、マーク先生が話す生きた英語を聞き、自身で身に付けた英語を活用しながら、交流を進めることができました。

 

 英語での互いの挨拶後、マーク先生の自己紹介風景です。パワーポイントを使い、生徒たちが目で見ても分かるように、自己紹介をしてくださいました。マーク先生はアメリカ北部に位置するミシガン州のご出身です。隣接される国はカナダ、橋一本で行ける距離です。生徒たちからはあまりの近さに、『泳いで行ける!』という発言が飛び交いました。マーク先生はその場で即効、『泳いでいくと、それは違法になってしまう。他の国に行くときは必ずパスポートが必要なんです。』と生徒たちに指導をされました。パスポートを必ず持参し、車でランチ給食・食事を食べにカナダへ行くこともあることがマーク先生から話されると、「お~!」と思わず驚きの声が生徒たちから漏れました。正にこれぞ、生きた国際教育です!

 マーク先生の自己紹介の後は、身体をたくさん使い、英語を学ぶ活動をしました。”Head(ヘッド) shoulders(ショルダーズ) knees(ニーズ) and(アンド) toes(トウズ)”から始まり、身体部位の英語を自らその部位に触れ、身体を動かしながら体感を通し英語学習をします。次は“Simon(サイモン) says(セッズ)”をし、さらに身体を動かす英語-walk(ウオーク) kick(キック) spin(スピン) jump(ジャンプ) swing(スイング) touch(タッチ)等々に触れ、繰り返し身体を動かしながら英語学習を続けます。本時の学習のまとめとし、繰り返し学習した英語を活用し、生徒たちからも大人気な韓国のヒップホップグループBTS(ビーティーエス)“Dynamite(ダイナマイト)”の曲に合わせ、身体を動かします。マーク先生の英語を聞き、マーク先生の動きに合わせ身体を動かすことにより、ダンスをするようにできる活動です。最初は動きが難しく動けない生徒がいました。しかし繰り返し動きの確認練習を重ねることにより、身体の感覚が入っていくのでしょう。少しずつスムーズに動くことができるようになっていきました。ダンスは視る力を育てると言われます。しっかりと見て、様々な身体の動きを真似して動くことにより、感覚は入っていくことを生徒の動きを観察し改めて感じました。

 

 授業の残り5分ほどの間では、マーク先生への質問タイムになりました。身体を動かし、ほどよい疲れを感じた生徒たちです。落ち着いて着座し質問タイムに入りました。この時間こそが、驚きの連続でした。こんなにも英語を遣える生徒がいることに、まずは心を動かされました。間違いを恐れず、自身で遣える英語を活用、積極的に挙手をして挑む生徒の姿勢は圧巻でした。英語を話すことが難しい生徒もいます。そのような状況に大いなるツールがタブレット端末携帯端末に内蔵される『翻訳機能』です。英語では質問できない生徒も、『翻訳機能』の登場で、活躍できる場面が生まれます。今回は、主として担当教諭が翻訳機能利用サポートをしました。今度は自分たちのタブレット端末を使い、生徒自身で翻訳機能を操作することができるように準備を進めていきましょう。恐れることなく海外旅行ができる未来も近くなってきましたね!Hoping(ホウピング) you(ユー) have(ハヴ) a(ア) good(グッド) future(フューチャー) trip(トリップ)! 楽しい未来の旅を願っています!

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第2回就業体験実習

 9月5日(月)~9月30日(金)まで、第2回就業体験実習・校内実習が行われました。1年生は、校内で2班に分かれてボールペンの受託作業と農園の作業に交代で取り組みました。2・3年生は、校外に実習に行きました。また、2年生の校内実習では、モチーナの受託作業と修学旅行に持参する千羽鶴を折る作業を行いました。今回の実習で、3年生は卒業後の進路が決まる生徒も多いようです。約1ヶ月間という長い実習でしたが、実習前に立てた目標を達成し頑張れたようです。

 

1年生のボールペンの作業と農園の作業の様子下

 

2・3年生の校外実習の様子下 

 

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